両家墓(りょうけぼ)はメリットいっぱい
1 土地代が1基分 または新たに購入しなくても良い
2基分建てるけれども1基分の土地代で良いということは費用面でも良いことですね。
また既存のお墓が建っているのであれば新たに購入しなくもいいですね。
特に市営墓地などでも申し込み後に順番が来るのは1年以上掛かる可能性もあります。
2 使用する石材が減る=金額が減る
同一の外柵にするのであれば2基分の外柵費用より安くなりますね。
さらにお墓を1つにまとめるのであれば墓石本体代も1基分でよくなります。
3 お墓参りの移動距離がなくなる
お盆の時期あちこちの墓地に移動する方も多いと思います。それ自体は素晴らしいことなのですが、遠くなればなるほど、時間や体力も費やされます。
一箇所にまとまることでお墓参りにゆとりが生まれます。
4 無縁墓のリスク減
お参りしてくれる方が両家ともに続いていくのが一番ですが、転勤や後継ぎがいなくなる可能性があって両家墓ですと無縁墓のリスクは大幅に減少します。
苗字よりも血脈
今までのケースでもお孫さんからしたら4人のおじいちゃんおばあちゃんを一度にお墓詣りできるのは
とてもうれしいことですね。
祖父母世代の方から見ても苗字は違えど血は繋がっていくと考えれんば苗字よりも自分たちの子孫にお参りしてもらえるのは嬉しいことだと考えております。
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リフォームにて両家墓
旭川市 近文墓地
既存の墓石を動かさず墓石を追加
カロートは開け直しているのでお骨は土に還ります
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80年前のお墓を建て直し、将来的に両家墓
東神楽町 柏木ヶ丘墓地
先祖代々・お父様のお墓 将来的に向かって右側に娘さん夫婦の墓石を設置できるようカロート(納骨穴)は空いており、現在は石でフタをしております。
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姉の嫁ぎ先 妹の嫁ぎ先を一緒にした姉妹の両家墓
名寄市 緑丘墓地
それぞれご理解あるご主人様と仲の良い姉妹。それを見守るお父様のお墓はすぐ近くに。
お互いの家族との仲が伝わるお墓になりました。
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1つのお墓に2つの苗字の両家墓
旭川市 2号墓地
跡取りが娘さん夫婦の場合多いパターンです。
苗字を残すことで喜ばれるご先祖様がいらっしゃると思います。
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1つの区画に複数墓
写真左
旭川市 神居墓地
平均的な3坪用地ですが、8寸墓石ですと3基並べて建てることができました。
写真右
旭川市 愛宕墓地
5坪の土地に
もともと建っていた和型墓石を新しく造った外柵の中央に。
両サイドに姉妹のそれぞれのお墓を建てております。
ご理解のあるそれぞれの姉妹のご主人様と中央のご先祖様・お父様のお墓が並んで
家族の集うお墓になっております。
姉妹夫婦のお墓は生前墓(寿陵墓)です。
カタチがそれぞれ違っていてもまとまりがあります。
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1つのお墓に2つの苗字の両家墓
旭川市 神居墓地
門柱入り口に両家の苗字の彫刻が行われております。
墓石本体には「心」一文字だけ
墓石裏には故人の両家のお名前彫刻が可能です。
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1つの墓石に2つの納骨スペース
旭川市 近文墓地
墓石は1つですが納骨スペースは入り口から完全に分離しております。
それぞれの納骨フタをスライドさせると
石張りの納骨室(カロート)がそれぞれ独立していて別のお部屋になっております。
10年以上前から両家墓の需要はございます。
今後さらに増えてくるかと考えられます。
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